きにきじ」:今日の気になる記事をきまぐれにご紹介

アメリカの大学生の間で「頭の良くなる薬」が流行っているらしい……

Posted at 01:34 on October 4, 2009

Last updated at 23:47 on June 2, 2010

Category: News

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» 米大学生の間で「頭の良くなる薬」が流行、将来は試験前にドーピング検査? 国際ニュース : AFPBB News

徹夜で勉強しやすくなり、記憶力が高まり、覚えたことを試験の本番で思い出しやすくなるといった、いわゆる「頭の良くなる薬」が米国の大学生の間で人気だ。この種の薬を服用する学生が急増していることから、将来、大学側は試験前に「ドーピング検査」を実施せざるを得なくなるかもしれない――1日発行の医学倫理問題をテーマにした専門誌「Journal of Medical Ethics」に、こうした「アカデミック・ドーピング」の可能性を指摘する研究論文が掲載された。

論文を執筆したのはシドニー大学(University of Sydney)の心理学者ビンス・カキック(Vince Cakic)氏。同氏によると、全米の大学を対象に調査したところ、全学生の4分の1が中枢神経を刺激するアンフェタミン(商品名「デキセドリン」)やメチルフェニデート(商品名「リタリン」)を学業成績の向上を目的に使用していた大学もあった。

試験でもドーピングとは、ちょっと驚きです。

とりあえず気になるのは、

  • 薬を服用することによるポジティブな効果はどれくらいなのか
  • 薬を服用することによるネガティブな効果はどれくらいなのか
  • 服用するタイミングはいつなのか

の3点です。

まず、ポジティブ効果というのは、例えば、元記事でも述べられているように「徹夜で勉強しやすくなり、記憶力が高まり、覚えたことを試験の本番で思い出しやすくなる」というような効果です。

この効果が非常に大きければ、ある程度のリスクがあったとしても服用する人は後を絶たないでしょう。もともと高い成績を求められてたくさん勉強している人が飲む割合が高いとか、プラシーボ効果とかを考慮した上で、どの程度の効果があるのか検証する必要がありますね。

次に、ネガティブ効果は、例えば副作用です。

以下で指摘されているように、当然ながら副作用があるようなので、過度の服用は心身ともに悪影響があると思われます。

脳の認知力を高める薬は、身体的にも精神的にも副作用があり依存症を起こす可能性があるだけでなく、薬の普及を抑制することはほとんど不可能だとカキック氏は指摘する。

最後に、この薬というのは、試験直前にだけ服用すればいいのでしょうか。それとも、定期的に一定量を服用し続けなければならないのでしょうか。

もしも後者だとしたら、経済的に余裕のない人は薬を買うことができないだろうということが容易にイメージできます。さらに、服用回数・量が相対的に多くなるので、それだけ副作用や依存性も強くなりそうです。

 
受験戦争でプレッシャーと闘っている受験生や資格を取るために死ぬほど勉強している方なんかはこうした「頭の良くなる薬」に頼りたくなるかもしれません。

ただ、ドーピングはやはり体や心に無理をさせているわけですし、公平性という観点からも望ましくないと考えられます。

最終的には、薬の副作用でぼろぼろになったり禁止された薬の服用が明るみに出て罰せられたりしたとしても、“自己責任”ということになるかもしれません。手を出すとしても慎重になったほうが賢明だと、個人的には思います。

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