お薦め書籍のご紹介
ここでは、鍵山が個人的にお薦めする書籍をご紹介します。ここは他とちょっと趣が違って、自分用メモというよりは本当に紹介ページといった感じです。本をたくさん読むほうではありませんが、いろいろご紹介できればと思います。
社会心理学全般
- 山岸俊男 (編) (2001). 社会心理学キーワード 有斐閣.
社会心理学における100の伝統的・基本的な概念・研究(キーワード)が1項目につき見開き2ページで解説されています。解説がわかりやすく、広い範囲をカバーしているので、社会心理学概論の講義はこれを読めば済んでしまうのではないかと思うほどです。ただ、現行のものは新しめの概念・研究があまり拾えていないので、最近の研究に興味がおありの方は他の本に当たったほうがよさそうです。
- 高野陽太郎・岡 隆 (編) (2004). 心理学研究法:心を見つめる科学のまなざし 有斐閣.
本のタイトルそのまま、心理学で使われている研究法に関する本です。心理学では“人の心”というよくわからないものを扱うので、その研究手法はより厳密に定められていなければなりません。本書は、実証とは何かという問いから始まり、実験的手法による因果関係の実証やコンピュータ・シミュレーション、調査的手法による研究の方法、その他のさまざまな研究手法を解説しています。心理学の研究法をこれから勉強するという方や心理学の研究法を体系立てて勉強したことがない方にお薦めの1冊です。
クチコミ/消費者行動
- 宮田加久子・金 宰輝・繁桝江里・小林哲郎・池田謙一 (2008). ネットが変える消費者行動:クチコミの影響力の実証分析 NTT出版.
- 濱岡 豊・里村卓也 (2009). 消費者間の相互作用についての基礎研究:クチコミ、eクチコミを中心に 慶應義塾大学出版会.
- 池田謙一 (2010). クチコミとネットワークの社会心理:消費と普及のサービスイノベーション研究 東京大学出版会.
統計学
- 南風原朝和 (2002). 心理統計学の基礎:統合的理解のために 有斐閣.
心理統計学を基礎から勉強するならこの本です。心理学で使う統計手法の理論が非常にわかりやすく説明されています。中でも個人的には、回帰分析のベクトル表現というのが目から鱗でした。
この本を手に取った方にはぜひとも南風原先生自身の講義を受けていただきたいと思います。先生のわかりやすい講義を聴けば本の内容の理解が数倍効率よく進むからです。気軽に受講できる東京大学の学生は恵まれていますね。
- 森 敏昭・吉田寿夫 (1990). 心理学のためのデータ解析テクニカルブック 北大路書房.
上の南風原先生の本はどちらかと言えば心理統計学の理論的側面に焦点を当てた本であったのに対し、こちらの森先生・吉田先生のほうはもっと応用的・実用的な側面を強調した本です。どのようなときにどの分析を行うのか、分析結果はどのように報告すべきかといったことが十分な量の具体例や練習問題とともに解説されています。
南風原先生の本と並行して読むと理論と応用両方向から勉強できて理解が深まると思います。また、必要な分析手法のところだけをピンポイントで読むというのもこの本の読み方としてありだと思います。
ただ、新品だと3,772円とちょっと高いんですよね……。
心理統計学の応用でももう少し基礎的な部分を勉強したいという方には、この本の著者でもある吉田先生の『本当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の本』がお薦めです。書名が胡散臭いんですが、書名のとおり、心理統計学を使う際に大切なことがわかりやすく書いてあります。
学術論文の書き方
- 木下是雄 (1994). レポートの組み立て方 筑摩書房.
レポート、論文の書き方が明瞭かつわかりやすい構成で述べられています。文章例が充実しているため、実際に文章を書かなくともイメージしやすいと思います。これ1冊でレポートや論文の基本的な書き方はすべて語られていると言っても過言ではないでしょう。
この本は、大学入学時に読んでほしい1冊です。特に文系の場合、これまで書いた文章といえば作文と受験対策の小論文のみという人が多いでしょうから。大学2年生の後半になってやっと読んだ僕は、これを読んでさえいれば過去に書いたレポートたちはもっといいものになっていたはずなのに……と悔やんだものです。
- 皆本 晃弥 (2003). やさしく学べるPLATEX2ε入門:文書作成からプレゼンテーションまで (UNIX & Information Science) サイエンス社.
統計パッケージの使い方
- 石黒 格 (2008). Stata による社会調査データの分析:入門から応用まで 北大路書房.
統計パッケージ Stata の使い方に関する日本語書籍の(現段階での個人的)決定版です。社会調査で使う基本的な手法はカバーしてあります。理論的・概念的な説明もコマンドと一緒に書いてあるので、そこを読むだけである統計手法の概念的理解は進むと思います。時系列データやクロスセクショナルデータを扱う分析については書いてないので、そこを知りたい方は他の書籍に当たるか、Stata 自身のヘルプを読むかする必要があります。
- 青木繁伸 (2009). Rによる統計解析 オーム社.
- 山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎 (2008). Rによるやさしい統計学 オーム社.
プログラミング
- 西沢直木 (2006). PHP による Web アプリケーションスーパーサンプル 第2版 ソフトバンククリエイティブ.
これから PHP を勉強するという人には、例が充実していてわかりやすく、基本が網羅してあるこの1冊がお薦めです。僕が卒業論文の調査票を作ったときにはほとんどこの1冊しか使いませんでした。基本的なことならこの1冊で十分だと思います。
- 高橋征義・後藤裕蔵・まつもとゆきひろ (2010). たのしいRuby 第3版 ソフトバンククリエイティブ.
![[画像] kagitaku.com ロゴ](http://www.kagitaku.com/common/images/logo.png)





![[画像] 最上部へ](http://www.kagitaku.com/common/images/pageNavi-toTop.png)
![[画像] 最下部へ](http://www.kagitaku.com/common/images/pageNavi-toBottom.png)
![[画像] 履歴を戻る](http://www.kagitaku.com/common/images/pageNavi-back.png)
![[画像] 履歴を進む](http://www.kagitaku.com/common/images/pageNavi-forward.png)
![[画像] Contact](http://www.kagitaku.com/common/images/pageNavi-contact.png)
![[画像] Sitemap](http://www.kagitaku.com/common/images/pageNavi-sitemap.png)