はじめに
ここでは、僕が学んだ Stata の使い方をメモしていきます。まずは基本的で全体に関わる部分の使い方を書き、それから具体的に「こういうときにはこのコマンドを使う」というようなことを書こうと思います。コマンド、実際の分析結果、論文等での報告の仕方の例を書く予定です。
ただ、クラスター分析はほとんど使ったことがありませんし、行列計算は Stata のヘルプを見ながらの完全なる独学なので、この2つはものすごくしょんぼりな内容になってしまうかもしれません。悪しからず。
Stata とは
突然ですが、Stata という統計パッケージはご存知でしょうか? ご存じない方のために、Wikipedia での説明を引用します。
Stata(すたーた)は、1985年、StataCorp社により開発された統計分析のソフトである。主に経済学、社会学、政治学、疫学の分野で用いられている。
Stataの機能には次のものが挙げられる:
- データマネージメント
- 統計分析
- 図表作成
- シミュレーション
- プログラミング
From: Stata - Wikipedia
ちなみに僕は「ステイタ [stéɪtə]」もしくは「すてーた [ste:tʌ]」と発音しています。前者は英語で話すとき、後者は日本語で話すときの発音です。ICPSR のサマープログラムでミシガンに行ったときもこの発音が多かったように思います。
Stata クイックリファレンス
Stata のクイックリファレンスです。コマンドを ABC 順に並べました。なお、「コマンド with Ado」は、Ado ファイルというパッケージをインストールしないと(デフォルトでは)使えないコマンドです。
検索:
(検索機能は PC 専用です)
コマンド
alpha:Cronbach のα係数anova:複雑な分散分析avplot:偏回帰プロットの描画cd:作業(カレント/ワーキング)ディレクトリを指定cluster:クラスター分析egen + cut:変数のブレークダウンegen + mean:平均値を持つ変数を作成(してセンタリング=平均値を0にする)egen + std:標準化された変数の作成factor:(探索的)因子分析factormat:いろいろな行列を用いた(探索的)因子分析findit:Ado ファイルを検索generate:新変数の作成help:コマンドのヘルプを参照するhettest:回帰分析後に heteroskedasticity のテストを実行histogram:ヒストグラムimpute:欠損値を補完するktau:Kendall の順位相関係数 τ の算出label define:数値にラベル付けする際のルールを定義label values:数値にラベルを付与label variable:変数にラベルを付与log close:ログ終了log using:ログをとるlogit:ロジスティック回帰分析matrix:行列計算misschk:欠損をチェックmlogit:多項ロジット回帰分析mvencode:欠損値処理nestreg:重回帰分析における決定係数の増分の検定ologit:順序ロジット回帰分析oneway:一元配置の分散分析pca:主成分分析pcamat:いろいろな行列を用いた主成分分析predict:主成分分析後に主成分得点を利用predict:因子分析後に因子得点を利用predict:回帰分析後にいろいろな数値を利用pwcorr:相関係数の算出recode:置換regress:回帰分析rename:変数をリネームreplace:数式を適用した置換reshape:データの変形rotate:因子分析での因子の回転scatter:散布図の描画search:ヘルプから単語を検索するset memory:割り当てメモリを増やすset more off:"--more--" を表示させずに出力を流すspearman:Spearman の順位相関係数 ρ の算出stem:幹葉表示summarize:要約統計量の算出tabstat:グループごとの要約統計量の算出tabulate/tab1:度数分布tabulate/tab2:クロス表、カイ二乗検定tetrachoric:テトラコリック相関行列の計算ttest:t 検定twoway lfit:回帰直線の描画use:データを読み込むvif:回帰分析後に VIF を算出xi:ダミー変数作成xtmixed:HLM(階層線形モデル、マルチレベル・モデル、混合モデル)
コマンド with Ado
center:中心化/標準化confa:確認的因子分析outreg2:MS Office や LaTeX で編集可能な図表を描くprvalue:事後シミュレーションrenames:複数の変数を同時にリネームsgmediation:Sobel-Goodman 検定(パス解析)tab3way:3変数のクロス表tukeyhsd:Tukey の HSD 法による多重比較
構文とか
/* hogehoge */:コメントアウト//:行内コメント///:行をまたいでコマンドを書く= == + - * / log log10 sqrt exp:四則演算、数学関数-:連続する変数を表現/:連続する数値を表現for varlist/numlist:一括処理if:条件文
その他
- Stata のインターフェイス
- Do ファイルと Do-file Editor
- Excel で作ったデータを Stata に読み込ませる
やり方探し中/勉強中
- SEM(構造方程式モデリング、共分散構造分析)
- ログリニアモデル
- 出版レベルの図表を簡単に描く方法
- ブートストラップ
- ポアソン回帰分析
- MDS(多次元尺度構成法)
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