修士論文 | 鍵山琢実のきまぐれウェブサイト“kagitaku.com”

修士論文の概要

修士論文のタイトルは「情報格差を埋めるソーシャル・ネットワーク:インターネットリテラシーおよびネットワーク多様性がクチコミ利用と購買満足度に及ぼす効果」です。

PC の普及やインターネット回線の整備により、20世紀の終わり頃から情報化が急速に進展しました。その結果、新たに出現したメディアやツールを「使える人」と「使えない人」との間で情報格差(あるいはデジタル・ディバイド)が広がりました。

この情報格差を埋めるにはどうすればいいだろう。これが本研究のリサーチ・クエスチョンとなりました。情報格差をを埋める方法としてよく言われるのは以下のようなことです。

  1. リテラシーを高めるトレーニングを積む
  2. リテラシーが低くても容易に扱えるような道具を手に入れる
  3. 新たに発見したサービスや機器を扱うための知識を身につける

情報格差を指摘した先行研究でもこれらのことは述べられています。ただ、これらの方法はどうしてもコストがかかってしまいます。そこで、人と人とのつながりで格差を埋めることができるのではないかという仮説を検討したのが本研究です。

分析の結果、インターネットリテラシーが低かったとしてもオフライン(ネット上ではなくリアル)の知人からクチコミ情報を得ることができれば満足のいく購買が可能という示唆が得られました。つまり、仮に現代社会において情報格差が広がっているとしても、人と人とのつながりはそれを埋めるだけの力を持っていると言えると思います。

修士論文で引用した文献


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